特定技能「外食業」とは?|飲食店で外国人を雇う方法を行政書士が解説

はじめに

近年、飲食業界では人手不足が続いており、
外国人スタッフの採用を検討する店舗も増えています。

その中で注目されている制度が
**特定技能「外食業」**です。

この制度を利用すると、外国人が飲食店で働くことが可能になります。

ただし、

  • 特定技能とはどのような制度なのか
  • どのような仕事ができるのか
  • 採用するにはどのような手続きが必要なのか

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では行政書士の視点から

  • 特定技能「外食業」とは何か
  • 飲食店でできる業務
  • 採用までの大まかな流れ

を整理します。

特定技能とは

特定技能とは、人手不足が深刻な産業分野において、
一定の技能を持つ外国人の受入れを認める在留資格です。

2019年に創設された制度で、
現在は複数の産業分野で外国人の受入れが行われています。

飲食業界では

特定技能「外食業」

として外国人の受入れが認められています。

特定技能「外食業」でできる仕事

特定技能「外食業」の在留資格では、
飲食店の業務に幅広く従事することができます。

例えば次のような業務です。

  • 調理
  • 接客
  • 店舗業務

これらの業務を
飲食店のスタッフとして行うことが可能です。

そのため、飲食業界の人手不足対策として
多くの店舗で関心が高まっています。

留学生アルバイトとの違い

飲食店では、留学生がアルバイトとして働いているケースも多くあります。

ただし、留学生の場合は

  • 資格外活動許可が必要
  • 活動時間に上限がある

といった制限があります。

一方、特定技能「外食業」の場合は
在留資格として外食業で働くことが認められているため、
留学生アルバイトとは制度の位置づけが異なります。

※留学生アルバイトについては次の記事で解説しています。

関連記事
・留学生は飲食店で働ける?|週28時間ルール

特定技能外国人を採用するまでの流れ(概要)

飲食店が特定技能外国人を採用する場合、
一般的には次のような流れになります。

1
外国人が技能試験などの条件を満たす

2
雇用予定の企業が受入れ準備を行う

3
在留資格の申請

4
特定技能として日本で働く

具体的な手続きはケースによって異なりますが、
在留資格に関する申請手続きが必要になる点が大きな特徴です。

登録支援機関とは

特定技能制度では、外国人が日本で生活するための
支援を行う仕組みがあります。

この支援を行う機関を

登録支援機関

といいます。

企業が自社で支援を行うこともできますが、
登録支援機関に委託するケースも多く見られます。

まとめ

特定技能「外食業」は、
飲食業界の人手不足に対応するために創設された在留資格です。

この制度を利用することで、
外国人が飲食店の業務に従事することが可能になります。

ただし、特定技能制度では

  • 在留資格の申請
  • 支援体制の整備

など、一定の手続きが必要になります。

そのため、制度の内容を事前に確認しておくことが重要です。

外国人スタッフの採用でお困りの方へ

飲食店で外国人スタッフを採用する場合、

  • 特定技能制度を利用したい
  • 在留資格の手続きがわからない
  • 外国人採用を検討している

といったご相談をいただくことがあります。

外国人雇用では、在留資格の種類や条件によって
認められている活動の範囲が異なります。

当事務所では

  • 特定技能(外食業)の在留資格手続き
  • 在留資格の変更・更新手続き
  • 外国人雇用に関する在留資格の確認

など、飲食店の外国人雇用に関するサポートを行っています。

外国人スタッフの採用や在留資格についてお困りのことがあれば、
お気軽にご相談ください。